2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

模様替え

またぞろ不眠症気味で眠れないのをいいことに、やけになって深夜四時過ぎにもなってブログのモデルチェンジをする(明日、ていうか今日辛いぞ>自分)。 んーこのテーマだとフォントが小さくて見づらいなと思ったので、見よう見まねでスタイルシートをいじる…

エドモンド・ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』

フェッセンデンの宇宙 (全集・シリーズ奇想コレクション)作者: エドモンド・ハミルトン,中村融出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/04/15メディア: 単行本 クリック: 48回この商品を含むブログ (78件) を見る 「のちにSFの定番となるアイデアの数々を…

オルネラ・ヴォルタ『エリック・サティの郊外』昼間賢訳

エリック・サティの郊外作者: オルネラヴォルタ,Ornella Volta,昼間賢出版社/メーカー: 早美出版社発売日: 2018/01/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 私はエリック・サティと聞くとすかさず「三つのジムノペディ」の”ゆっ…

マシュー・カソヴィッツvsニコラ・サルコジ

fenestraeさんのブログ経由で知ったのだが、郊外を舞台にした映画「la Haine 憎しみ」の監督マシュー・カソヴィッツが自身のブログでニコラ・サルコジ内務大臣を批判したところ、当のサルコジ氏が自ら反論を書き込んで騒ぎになっているとのことだ。 さっそく…

アントワーヌ・ドサン=テグジュペリ『プチ・プランス―新訳 星の王子さま』

プチ・プランス―新訳 星の王子さま作者: アントワーヌ・ドサン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,川上勉,廿樂美登利出版社/メーカー: グラフ社発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 最近びっくりするくら…

フィリップ・クローデル『リンさんの小さな子』

リンさんの小さな子作者: フィリップクローデル,Philippe Claudel,高橋啓出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/09/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (58件) を見る 同じ作者の『灰色の魂』も色濃く死に彩られた小説だっ…

古川日出男『LOVE』

LOVE作者: 古川日出男出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (199件) を見る 一読して「こいつは凄い」、と思った。だがその凄さがどういうものなのかは私の貧弱な言葉ではとても言い表せな…

P・G・ウッドハウス『ジーヴズの事件簿』

ジーヴズの事件簿 (P・G・ウッドハウス選集 1)作者: P.G.ウッドハウス,岩永正勝,小山太一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/05/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (85件) を見る イギリス上流階級の独身貴族バーティ・ウ…

図書館奇譚

いつものように図書館で借りてきた本を読んでいたところ、鉛筆による書き込みがなされたページがあって、その片隅に「図書館の本に書き込みするな!」と怒りの筆致で記された付箋が貼りつけられていた。 当然これは書き込みをした人の後、かつ私より前にこの…

Fate/hollow ataraxia

Fate/hollow ataraxia 初回版(DVD-ROM)出版社/メーカー: TYPE-MOON発売日: 2005/10/28メディア: DVD-ROM購入: 3人 クリック: 84回この商品を含むブログ (173件) を見る 本来的には制作側にとっても享受する側にとってもクリティカル(危機的=批評的)たりえ…

渡邉恒雄『わが人生記』刊行のお知らせ

今朝の読売新聞の社会面の下のほうに、小さな記事ではあるが「渡辺恒雄本社主筆」の自伝刊行のニュースが掲載されているのを見て、いくら読売とはいえそりゃないだろと思った。せめて日曜の書評欄にでもさりげなく紛れ込ませればいいのに、こう堂々と紙面で…

見る、聞く、言わざる

パリ郊外から始まった暴動を話題にしたブログを見て回ったところ、日本だけではなくフランス語のブログにおいてすら、暴動の主柱をなしているとされるアラブ・アフリカ系移民*1について、「自分の意志で移住してきたのに思うようにならないからといって不満…

フランソワ・ボンという人

日本ではほとんど無名だが、フランソワ・ボンというフランスの作家がいる。 優れた小説家であるのはもちろんだが、高校(lycée)生などを対象として文章を書くことを教えるという活動*1を行っていることでも知られる。 彼の教室はいわゆる文章作法ではなく、…

「暴力にノンを、対話にウィを」

パリ郊外から始まった暴動は、地理的には離れたストラスブールやトゥールーズにも規模はそれほどでもないとはいえ飛び火しつつあるらしい。 そんな中、クリシー・スー・ボワと同じセーヌ・サン・ドニ県のオルネ・スー・ボワで2千人から3千人の人が参加した…

パリ郊外の暴動

パリ郊外セーヌ・サン・ドニ県のクリシー・スー・ボワで起きた、移民中心の若年層による暴動がどうもフランス全土を揺るがす騒動に発展しそうな気配を見せている。 ことの起こりは10月27日の夜、警官隊に追われたアフリカ系移民の少年2人が変電施設で感…

犬のフランス語

フランス語で犬は cien というが、 comme cien et chat「まるで犬と猫のようだ」という言い回しは日本語の「犬猿の仲」に相当する。犬と猫ってそんなに相性悪くないと思うのだけど。しかしまあ、考えてみれば犬と猿が喧嘩しているところだって見たことない。…

桃とピンク

車を運転中たまたまつけたラジオから流れていた井筒和幸のブジオ*1で耳にしたのだけど、なんでも今日11月1日は、one one one つまりワンワンワンということで犬の日なのだそうだ。いったい誰が考えるんでしょうね、こういうの。 とまあそんなことはどうで…