桃とピンク
車を運転中たまたまつけたラジオから流れていた井筒和幸のブジオ*1で耳にしたのだけど、なんでも今日11月1日は、one one one つまりワンワンワンということで犬の日なのだそうだ。いったい誰が考えるんでしょうね、こういうの。
とまあそんなことはどうでもいいのだが、最近の犬の名前の調査で「モモ」が2位*2だというのにはちょっと驚いた。というのも私の家の犬がまさに「モモ」なのだが、私はつねづねそれを変な名前だなあと思っていたからだ。
彼女(雌)の名付け親は私の母である。父が知人に頼まれて子犬をもらってきたときショッキングピンクの派手な首輪をしていたところ、名前をなににしようという段になったものの意見百出でなかなか決まらなかったあかつきに、母の「もう首輪の色にあわせてモモでいいじゃない」というなげやりな一言が決め手となったのだ。
私は一瞬どうしてあの首輪からモモになるのか繋がりがわからなかったのだが、理由を母に訊くと「だって桃色じゃない」という答えが返ってきてなるほどと得心がいくと同時に、ピンクを桃色というところに世代の違いを感じたりもした。しかし桃色の雌犬ってなんかイヤラシイ響きだ、とか思っちゃう私がイヤラシイのでしょうか。
それはさておき、男は黒で女は赤あるいはピンクという、色のジェンダー区分は何が起源でいつごろから定着したのだろうかとふと疑問を抱いたりもしたのだが、特に調べたりはしていないのが我ながら怠惰なところだ。