事実は小説より奇なり

夫人は一切野球に興味がなく、夫がプロ野球選手であることも知らなかった。福本も福本で「松下から阪急に転職するから」としか説明しなかったからだが、夫人は夫が阪急電鉄の駅員として働いているものと思い込み各駅を探し回った。そのうちに駅員から「もしや、あなたの探しているのは盗塁王の福本では?」と教えられ、初めて事実を知ったという。

(出典:フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』福本豊
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%9C%AC%E8%B1%8A

 マジですか、これ? いや、会社員の振りをして妻に内緒で泥棒稼業を務めているという話はたまに聞きますけど、この場合、夫は世界の盗塁王福本豊ですよ? 夫人が野球に興味がなかったというだけでなく、当時はパリーグの選手がマスメディアで脚光を浴びることが少なかったことも原因のひとつなんだろうけど、それにしてもなあ。